昭和から平成にかけて、この地区は大きな区画整理があったが、宇品線の名残を残すため、実際に南段原駅があった場所から100メートルほど南寄りに、宇品線で使われた車輪、線路と、駅名表示板(レプリカ)が展示され、公園として開放されています。
廃線後の線路と、ホーム、遮断機、切替ポイント、信号機の展示がある。ここから南寄りの廃線跡地の緑地には、宇品線で使われた枕木を利用した花壇が並んでいます。
兵員たちや、軍馬等の食糧を製造、補給していた糧秣支廠のうち、缶詰工場だった建物を郷土資料館として保存しています。原爆の被害を受けて曲がった鉄骨の梁をそのまま展示してある他、北側の公園には巨大煙突の土台の展示もされています。糧秣支廠の建物は、戦後、松尾糧食(現在のカルビー㈱)や、専売公社が使用していました。実は、広島はカルビー発祥の地です。
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