「支えてくれるのは
ガムシャラなやる気」
入社12年目 乗務監督 三原 浩二(47歳)
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とにかく、ガムシャラでしたね。
入社してから現在までをそう振り返るのは、三原浩二さん、44歳。
今では乗務監督も務める若手の中堅だ。
前職は設計の仕事に就いていたが、日々時間に追われ、
終わりの無い仕事漬けの毎日だったという。
家族との時間を大切にしながら、安定した収入を得るため、
8年前に広交タクシーへの転職を選んだ。
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最初は家族に反対されちゃいました。
イメージが悪いと言われて(笑)
タクシーの仕事は長時間労働で大変なのに低収入。
世間ではそのように認識されていて、悪いイメージがあるのは否めない。
でも、働き出してすぐに
家族の不満は消えましたよ。
三原さんは隔日勤務。朝から夜中まで働いて、翌日は非番という一般的な
スタイルだ。一日おきに家族と一緒にいられるし、子供と過ごす時間も
たくさんとれるようになった。
一日の勤務時間は長いけど、年間を通してスケジュールが明確なので、
プライベートの予定もたてやすい。残業がほとんど無いのも魅力ですね。
肝心の仕事はどうだろう?
最初はムリせず月40万円の運収を目指してました。
ただし、絶対にそれ以下にならないよう自分で決めて。
仕事のできる人にアドバイスをもらったり、走り方を真似てみたり、
1年後には安定して月50万円以上は必ずいくようになりました。
売上げだけでなく、気さくで的確な仕事内容から乗務監督に抜擢された。
監督になる前は、自分の仕事のことだけを考えてました。
今は他の乗務員さんが無事故でよい仕事ができるように、
自分に何ができるか微力ながら気にかけています。
監督という肩書は、三原さん自身をも成長させたようだ。 しかしながら監督の仕事は、自分の営業を中断して他の乗務員さんのために動くことも多い。
「監督の仕事と自分の目標運収は絶対に両立する!」と覚悟を決めてました。
人あたりのいい笑顔でサラリと言ってのけるが、一番大切にしているのは仕事とプライベートの切り替えだそうだ。
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働く時はしっかり働いて、オンオフをちゃんと
分けるのが業績アップのためにも、
長く勤めるためにも大事だと思っています。
これからタクシーに乗ろうという人に、何かメッセージはありますか?
やる前から、あれこれと心配するよりも、
とにかく“ガムシャラ”にやれば
必ずいい方向にいくと思いますよ。
仕事のコツも実績も、支えているのはガムシャラなヤル気だった。