「異例の抜擢」
入社5年目 瀬尾 知隆(45歳)
前職はIT関係だった瀬尾知隆さん、41歳。
他業種に比べて高齢まで安定して働ける仕事との認識から広交タクシーに転職した。
数あるタクシー会社から広交タクシーを選んだ理由は何だったのだろう?
「パソコンに希望数社のデータを入力して、
自分なりの比較項目を作りました。」
比較項目は、給与の歩率や会社の規模、通勤時間など細かく設定した。
さすがは元IT関係である。
「比較検討の結果、広交タクシーが一番自分にマッチしていると思いました。」
瀬尾さんはIT関係のスキルはもちろんのこと、応対がハキハキとして爽やかなことから、入社してすぐに配車指令担当に配属された。タクシー経験が全く無い状態で、配車指令担当に抜擢されることは異例である。瀬尾さん本人も、とまどいは大きかったはずだ。
「正直とまどいはありました。でも乗務員になるのも、配車指令担当になるのも、
自分にとって初めてのチャレンジであることに変わりはありません。」
入社して8ヶ月、まだまだ勉強することが多く大変な部署だが、
仕事をしていて嬉しいと思うことは?
「やはり家族との時間が
多く持てるようになったことですね。
ずっと先のスケジュールだって組めるので
ありがたいです。」
瀬尾さんたち、配車指令担当の勤務は乗務員さんと同じ、
一日働いて一日休む隔日勤務。ご家族からの反応も良好だ。
これからタクシー会社で勤務しようという人へ、
何かメッセージはありますか?
「どんな部署であろうと、
とにかく頑張れば結果は出ると思います。
先輩方にも助けていただけるし、
案ずるより産むが易しですよ。」
斜に構えず、初心を忘れずの精神で、今日も前進する。